言語聴覚療法(ST)

言語療法

本日(1歳10か月)言語聴覚療法に行ってきました。

そこで学んだことと、今まで読んだ本からの参考にしたいところをピックアップしてまとめて行きます。

“言語聴覚療法“より

①おけの真似をする 模倣する

②おけのやっている動作を声に出す

③おけの訴えにわからないなりに返事する

 +α

 ④動作を見せる 特にママに気が入っておもちゃを見ていないことがある。スプローラーだったら、ボールだけを目で追って、スプローラー本体を見ていないことがある。

 ⑤繰り返し見せる 数回だめでもできないわけではない、やり方がわからないだけかも

 ⑥動作を補助する。

⑦意味の理解があって発声につながる。

“ダウン症の療育相談“より

絵本を沢山読む。

理論性を一貫する。 ママじゃない人がママだよーとか言わない

意欲を削がない 強制的に『正しい』発音をさせるなどは避ける

記憶力の面で健常人と比べると遜色ない

“ダウン症児のことばを育てる“より

言葉の理解→表出

『ダダダ、マママをいう』15ヶ月

『意味のある言葉を3語以上言う』30ヶ月

『二語文』3-3歳6ヶ月

男児は女児より言葉の発達が遅れがち

理解言語に比べ表出言語の発達が遅れる

ごっこ遊びをする。

子供の要求に応える 抱っこしてと手を伸ばしてきたら抱っこする。あまり放っておくと要求がなくなってしまう。

隠れたものを探す

出した声を模倣する

手遊び歌

“ダウン症のすべて“より

道具の使用を十分に手伝いながら成功体験をさせる

ラッパ・笛・シャボン玉など口唇・舌・頬筋を鍛える遊びを促す。

目と手の協応を促す 手元をしっかりと見続ける パズルやペグなどのおもちゃを使う

童謡を聞かせる、本の読み聞かせ

みたいなことが参考になりました。他にも聴力のことや1歳9ヶ月のおけにはちょっと早いかなって項目は除いてあります。思いの外、言葉以外のことが言語には必要ということがどの本にもたくさん書いてありました。

おけに関して何度も繰り返し思うことは、急がない。急ぐとなんだか脇道に逸れて戻るのにまた時間がかかる。むしろ、同じことの反復をしながら、わざとゆっくりくらいの方が結局良い。と言うことです。おけは長いこと呼吸状態が悪くスピーチバルブもつけられなかったですし、今もずっとつけていられるわけではないので、ますます急がないを気をつけたいと思います。

本当に関わり方で全然違うと思います。何度やっても出来なかったくるくるチャイムが今日STさんの声かけでできました。おけに頑張ればっかり言ってないでママも一緒に頑張ろうと思います。

  • この記事を書いた人

おkら

呼吸器内科医。産後育休を取らずに仕事復帰したものの1歳を過ぎたころダウン症の息子に在宅人工呼吸器が必要になり保育園退園→介護休業→介護休業使い切り退職→研究職。いつか臨床に復帰したい。今の目標は息子に色々な経験をさせること。

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