GCUに入院中にAABR自動聴覚脳幹反応を受けました。結果は両側リファーつまり聴こえているという反応は見られないとの事でした。
ちょうど名前が決まったばかりで、初めて名前を呼んだ翌日のことでした。この子は声が聞こえてないんだと、ぽかんとしました。そして、いや、まてよ。夫がクベースのトビラをばんと閉めたとき、息子はビクッとしたのです。ちょっとー穏やかに閉めてよーと、話したはずでした。
お腹の中にいた時も胎教と言って小室ミュージックを聞かせていたのですが、聞こえているように足をばたばたさせていました。
聞こえてる聞こえてる、と信じています。
定期検診で、耳鼻科にかかるよういわれ受診してきました。ティンパノメトリーとOAEを行いました。ティンパノメトリーは鼓膜の動きを見る検査。OAEは2種類あってTOAE誘発耳音響放射とDPOAE歪成分耳音響放射があります、違いは忘れましたが。音を聞かせて蝸牛にある有毛細胞の興奮を興奮した時に出る音で感知するんだったと思います。両方ともコードのついた耳栓みたいなものを外耳道に入れて検査するんですね。ともに、外耳道が細いなどで奥まで音波が届かなければしっかりとした検査はできないようです。
珍しくご機嫌ななめだったうちの息子は大暴れで、検査はやっぱり参考値程度でした。
というわけで後日、やっぱりABR聴性脳幹反応を調べて確定診断するとのことです。これは耳に音波を入れて、脳まで伝わってるかを脳波で見る検査ですね。他覚的に音が聞こえているか見れます。子供はボタン押せないですもんね。でも、眠らないと脳波ってしっかり測れないので、眠剤を飲まないといけないんですねー。他の検査は起きててもできるけど、これはだめですね。トリクロールシロップってのを飲むんだと思います。研修医の時飲ませる当番があったなあ。何人も見てる私でもちょっと不安なので、はじめて体験するお母さんたちはすごい不安なんだろうなと思います。
鈴と太鼓の音は聞こえてるみたいだもんね。聞こえてなかったら、ママ手話覚えるよ。
なかなか結論のでない息子の聴覚の話でした。
検査の時泣き叫ぶ息子をみて、何にもなく産んであげられなくてごめんね、とまたまた思った日でした。