カミングアウト

カミングアウトと言うほどのもんでもないですが、先日初めて私の友達に息子がダウン症であることをいいました。『周りに言えない』の続きです。気管軟化症というか呼吸器をつけないといけないほどの病気を患っていると言うことよりもダウン症であるという事の方が大変言い難かったです。

何故か自分でも説明が難しいですが、おそらくいつか治るものとそうでないものでしょうか。でもそれだけではないです。

だけれどもとても説明が難しく、あまりこう、自分でも理解出来てないところですが、ダウン症の方が障害児ぽいからでしょうか。あと、医療者じゃないみんなにもイメージがわくからでしょうか。これは、みんなのではなく私の偏見から来ている思い込みです。だけども、何回か遊びに来て息子と会っている友達にも言いづらく。なんとなくだらだらと。言わないというか、隠すというか。。。息子のダウン症を受け入れられてない訳ではないと思うんですが、私が障害児の母と思われるのが嫌だったんでしょうか。いや、そんなこと思う友達ではないんです。なんせもう20年くらいの付き合いで。むしろ大事な大事な友達だからこそリアクションが怖かったって言うのが1番かもしれないです。万が一、嫌なことを言われたらみたいな。いや、ちょっと違いますね。リアクションが怖いまではたぶんよくて。なんで怖いかと言うと、友達と対等でなくな。。。違いますね。リアクションが怖かったのはそうだけど、ちょっと今の段階ではどんなリアクションが怖かったのかは結論出ずです。

一年前はみんなで集まった時にも到底言えなかったのが今回保育園の問題で行政の事だとかを相談するにあたってさらっと言えました。これもどうしてこんなにさらっと言えたのか。去年の私と今の私で息子の受け入れ具合が違うんでしょうか?これは息子に対しては一緒ですが、ダウン症に対しての受け入れというより理解が進んだからからとかもしれません。でもあまり息子とダウン症を別々にはみてないですし、(わかりにくいんですが、息子がダウン症になったとかでなくダウン症があるのが息子というかダウン症の要素も持っているのが息子と言う様な意味です。)受け入れるのが難しいとか、なんでうちの子が。。みたいなのはわりと昔に終わっていて、でもなんかダウン症だけどうちの子は出来るみたいな。以前はダウン症に立ち向かうみたいな気持ちだったかもしらないです。今はどちらかというと、へーこんなこともあるんだ。みたいな。息子が赤ちゃんすぎてコミュニケーションとれず、一人でダウン症に向かい合ってたのが、今は息子と2人で面白いねみたいな感じです。伝わりましたでしょうか?笑 母として肩に力が入っていたのが医者としての好奇心に移行した様な感じでしょうか。こちらの方が本来の私の気がします。そんなわけで息子すきすき具合は変わりませんが、育児はどんどん楽しくなっています。

  • この記事を書いた人

おkら

呼吸器内科医。産後育休を取らずに仕事復帰したものの1歳を過ぎたころダウン症の息子に在宅人工呼吸器が必要になり保育園退園→介護休業→介護休業使い切り退職→研究職。いつか臨床に復帰したい。今の目標は息子に色々な経験をさせること。

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