児童相談所に行き愛の手帳の申請をしに行きました。
息子の場合はダウン症なので知的障害が予想されていました。しかしそもそも知的の検査は生後すぐにはできないので早くて1歳、おおよそ2歳くらいまでに検査することが最近では増えてきているようです。以前は3歳くらいからといわれていましたが早期療育の効果が指摘されてからは早くなってきているのでしょう。1歳6か月検診で指摘されて知的の検査を受ける方もいるようです。
まずネットで自分の地域の児童相談所に電話をして、知的の検査を受けたいとお伝えしました。息子のようにかかりつけがある場合かかりつけ医の診断書でもいいとのことですが、うちの主治医は小児神経内科医ではないから疑義照会が来るかもしれないので、もう直接行っちゃってとのことでしたので直接検査を受けたいとお伝えしました。身体障害の申請は全く疑義照会なく通過しましたが得意不得意があるんでしょう。因みに前も書いたかもしれませんが、成人の基準で有れば確実に疑義照会がくる申請書でした。私も何度か呼吸器に限っては身体障害申請を記載したことはありますが、申請を通すに必須なポイントを全く押させていませんでした。きっと疑義照会が来てなんなら私がお返事しようかと思ったのですが、すんなり通りました。まあ、その先生が言うのですから、直接行くのに特に文句はないのですが、何せ駅から遠い。。。。
さて児童相談所に電話したところまず予約を取ります。我が家は都内でして、かなり混雑しているのか1か月後くらいの予約でした。また電話で30分ほど成育歴を聞かれました。児童相談所に連絡するときには1-1か月半ほど先までの予定を把握しておくことと、成育歴がわかるよう手元に母子手帳を用意しておくといいと思います。
さて実際に児童相談所に行き、知的機能検査をしたのですがWISC(児童向けウェスクラー式知能検査)をするのかと思いきや①知的特性田中ビネー知能検査を行いました。
内容を知ってしまうと私のことですから息子に練習させてしまう可能性あるなと思って、全く内容に関しては予習していかなかったのですが、結構衝撃を受けました。
やってみなくても、これは息子はできないわとわかるくらい到底できない検査項目ばかりでした。例えば、まだ『ママパパまんま』も言えないのに飛行機の絵を見せて、『これなーに』みたいな。そりゃ無理でしょと。
そのあと、②小児神経内科医の診察があって検査は終了でした。全部で半日くらいかかりました。
ま、そんなわけで軽度かなと思っていたら中度でした。
いや、主治医には『補助とかのことを考えたら悪いコンディションをおすすめしている人もいるよ』と聞いていたので無理する必要はないんですが。逆に見栄も張らずに。全うに評価されたと思います。
わかっていたことですが、等級も含めて、やっぱり知的障害あるよと言われてちょっとショックでした。なんと言うか身体障害の方が明らかに私でも診断できるので体感としてと言うよりしっかり診断できていましたが、知的障害はなんとなくわかっていてあまり程度はわかっていなかったので、しっかり突きつけられたと言うショックでしょうか。まだショックを受けている私はおけのダウン症を受け入れられてないのかと去年1年間やった思考の堂々巡りをまたやってしまい。気分は絶不調です。
そんなわけで台風が迫り来る中にやたら遠い児童相談所に行き、ショックもあり本当に疲れました。。。。頑張ったのでご褒美にぶどう食べて寝ます。
また小児神経の先生に会うことなかなかないので聞いてみましたら、クレーン現象?と思っていたのはそうでもないようで、自閉症らしさはないとのことでした。人や周囲に興味があるのでコミュニケーションが増えると今後知的なところも伸びる可能性はあるとのことでした。まあ、なんでもいいんだけどねと言いながらそうだといいなと願ってしまっています。
同じ世代と大人とでは受ける影響が違うからどちらも大事と。また、子供同士は今は仲良く遊ぶと言うより同じ空間にいるだけでも影響するとのこと。こんな理由ではよくないだろうけどやっぱり兄弟欲しいな。。。
あとどうでもいいんですけど、2020年10月より愛の手帳は手帳タイプとカードタイプが選べるようになったそうです。カードタイプにしました。最大限荷物を減らしたいのです。(カードタイプは白黒写真でした笑)
まとめ
- 児童相談所で知的の検査が受けられる。
- 住んでいる地域毎の児童相談所がある。
- まずは予約電話、その時にスケジュール帳と母子手帳が手元にあるとよい
- 児童相談所で検査、本人と一番本人をわかっている人で行く。
- 愛の手帳の申請には写真(縦4㎝×横3㎝)1枚必要。
- 検査・手続きで半日くらい所要
- 児童精神科の先生の診察があるので普段気になっていることを聞ける。
- 愛の手帳は手帳タイプとカードタイプを選べる(2020年現在)