我が家の2歳1か月の息子はダウン症できわめて柔軟性に富んだ体をもっています。
息子の通っている発達支援はダウン症の子が多く、そんな柔らかさんたちはとっても猫背になりやすいようです。
ダウン症だけでなく、すべての子できちんと座るというのはとても発達の過程で大事なことです。
そんな柔らかさんにしている座る姿勢をよくするための椅子の工夫についてです。
ポイントは3つ。骨盤を支える。大腿の外旋を予防する。そして足底をしっかりつくということです。
そんなことを気にしながら作った牛乳パック椅子がこちら
見た目めちゃくちゃ悪いですが笑
そして牛乳パックが足りなくて背もたれがないんですが、あんまり問題なくしっかり座っているのでないままにしたいと思っています。パズルマット(100均)を切って足底がしっかり着くようにしています。また足が開きすぎないよう牛乳パックの幅を調整しました。この写真では牛乳パック18個使っています。(牛乳パックを2個重ねて使っています)またガムテープは布テープにしてくださいね、紙テープだとうまく固定できなかったです。
もう一つはストッケのトリップトラップにバスマットを切って入れています。そもそもトリップトラップは足台の部分が13段階あるのでその時々に合わせて細かく調節できます。
うちの息子のは成長曲線の標準偏差±2SDからは外れていますがそれでも1歳の時(66.6㎝/6.85㎏)からしっかり足は届いていました(買った直後から約4か月入院したのであまりその時期は使えていませんが)
もちろん今もしっかり足は届いています。
オプションはニューボーンセット、ベビーセット、トレイ、クッション、ハーネスがあります。
ニューボーンセットは、使える期間は小さめ我が子でも少なそうでした。
クッションは滑るので外しました。
ベビーセットは必須です。
値段としては高めと思いますが、安定感があること。大人まで(110㎏まで)使えることです。大人になったとき使うかは本人に任せようと思いますが、おそらく姿勢はほっておくと猫背になります。小児期のベビーチェアで足台があるものはいくつかありますが、小学生になっても使える足台のある椅子はこれ以外見つかりませんでした。小学生になっても使用すると思うと高くないかなと思います。
ストッケにステップスという椅子もありますが足台の調節という観点で我が家はトリップトラップを選択しました。
そしてこのようにベビーセットの中にバスマットを切って入れています。骨盤を支える意味と足が開きすぎないようにするためです。
参考になればうれしいです。
息子は全く柔らかくないパパやママよりもいい姿勢で座っています。体幹がしっかりしているので歩行も伸びてきたとPTさんのお墨付きです。
参考)ウィンダーズ先生のダウン症のある子どものための身体づくりガイド おうちでできる練習BOOK 原著第2版