竹内結子さんが亡くなられましたね。私も好きでした。黄泉がえりの葵やプライドのアキのイメージはしっかり残っています。声が特に好きでした。くしゃと笑う作っていない笑顔が好きでした。
ご本人のお気持ちは分かりませんが、多少今までの医者経験の中で自殺された方や自殺未遂の方にお会いしたことがあります。(多少フィクション入れています。)
未遂の方は後から聞くと自殺したいというより生きているよりましでしょうとおっしゃりどうして助けたんだと思っておられる方ばかりでした。大抵精神科の先生が介入され、そのあと繰り返すことはなかったと聞いています。
どちらかというと死ぬ気はない人が(こういう言い方はおかしいかもしれませんが)自殺未遂を繰り返している気がします。
私の知っている亡くなってしまった方は、それまでそういうそぶりが全く無くて、でもかなり致死的な方法で自殺をしてしまっています。そぶりも全く無くて周りも全く何も出来なかったと、家族はぼんやりしてしまっている印象でした。以前大きな肺の病気をしてそのあと2年半くらい服薬しながら病気を落ち着けていてやっと薬が終了して、通院の頻度が減ったところで縊頸自殺して運ばれてきた方もいました。全然、自殺をする様な人ではなかったです。ご家族を前にして私のショックは伝えられませんでしたがかなりこう虚無感に陥りました。今でも患者さんの顔をこういうことがあると思い出します。どうして自殺する前に外来日を設定しておかなかったんだろうと思います。もし外来に来てお話ししていたらと。外来をすっぽかす人ではなかったのできっと来なければ電話してたはずです。そこでお話ししていればと、今でも思います。
私は精神科医ではないですが、
自殺企図は病気です。死にたいほどの経験は誰しもあると思います。私もあります。でも自殺しようとしたことはないです。自殺しようと思う時点で病気です。辛い気持ちを持ったとしても自殺という行動にうつそうと思う時点で病気ですし、かなり衝動性のある病気だと思います。
自殺をしようと思った方は一度でいいので病院に行って欲しいと思っています。
と、亡くなった方のご家族には伝えています。本人にも一人だけですが言ったことがあります。
だいぶとりとめなくなりましたし、これはちょっと消す記事かもしれないです。
あともう一つだけ。眠れないも病気です。続けば病院へ行くべきと思っています。
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